新規ハイパフォーマンス・チーム発足、2020年よりツアー開始へ

NEW HIGH PERFORMANCE TEAM TO TOUR FROM 2020

新チームの名称は All Blacks XV(オールブラックス・フィフティーン)。10月末と11月前半の週末に計3試合を予定しています。

 

NZRのラグビー競技最高責任者ナイジェル・キャス氏は、新しいナショナルチームは現在のプロ選手に望ましい機会を提供し、その多くにとってオールブラックスに繋がるキャリアステップとなる、と述べています。

 

新チームは、ジュニア・オールブラックスやニュージーランドA、エマージング・プレーヤーズといった近年のチームと同様、ニュージーランドのラグビー史に足跡を刻むことになるでしょう。

 

「オールブラックス・フィフティーンはオールブラックスに続く第2のチームであり、ニュージーランドでも特に優秀な選手で構成されます」

 

「ナショナルチームとしてプレーできる環境で経験を積み、世界の舞台で実力を示す絶好の機会になるはずです。また、オールブラックスのジャージを身につけた経験のある選手にとっては、このレベルで実戦時間を増やせるだけでなく、オールブラックに再び召喚される可能性もあることを意味します」

 

「我々は、有能な選手と人員をニュージーランドに定着させる上でも役立つと考えています。オールブラックスはもちろん、スーパーラグビーの各クラブやプロヴィンシャル・ユニオンにも利益をもたらすでしょう。」(以上、キャス氏)

 

キャス氏によると、ニュージーランドにティア2のナショナルチームを、という案自体は新しくはないものの、オールブラックス・フィフティーンは、正規代表チームとしてティア2でプレーする諸外国のチームと対戦するべく設けられたということです。

 

「ニュージーランドAチームや、2009年のパシフィック・ネイションズ・カップまでプレーしていたジュニア・オールブラックスといったチームは、ハイパフォーマンスチームとして同様の役割を果たしてきました。その効果性は高く、非常に高い割合の選手が後にオールブラックス入りしています」

 

「同様のチームは過去に散発的存在しましたが、これをナショナルチームとして定着させることで将来的に大きな価値がもたらされると信じています」

 

「NZRでは、新チームはハイパフォーマンス・チームとしての役割を担う一方、確かな商業的価値を有すると見ています。  戦略的および商業的に重要なラグビーの新興市場に出向いてプレーすることにより、世界各地でニュージーランドのラグビーブランドを紹介し、成長させることができるでしょう。」(以上、キャス氏)

 

ニュージーランドラグビー選手協会(NZRPA)のCEOロブ・ニコル氏も、チーム発足を選手にとってポジティブな動向と受け止めています。

 

 

「選手たちはこのチームの可能性に大いに期待しています。オールブラックスの遠征メンバーに入れなくても、スーパーラグビーとマイター10カップでの活躍がオールブラックス・フィフティーン選出につながるということは、多くの選手にとって強力なモチベーションです。優れた選手たちがツアーの機会を得て、国の代表として諸外国の列強に立ち向かう経験を積むことになるでしょう。仲間と一緒にプレーし、尊敬するコーチと力を合わせる、それがより高いレベルへの選抜に道を開くのです。このチームがどんな風に実現するのか、どんなタイプのラグビーができるか、と考えてみると興味が深まります」とニコル氏。

 

NZRはスポーツプロモーション会社レフト・フィールド・ライブ(LFL)と独占的なパートナーシップを締結し、2020年と2021年のオールブラックス・フィフティーンの試合を手配、広報、配信します。 

 

「LFLのチームとはこれまでにも、シカゴで2回実施したオールブラックスの試合や、2017年イギリスでの対バーバリアンズ戦などの国際試合で協力してきました」「彼らのイベント実績とプロモーションスキルは確かなものです。このチームにも成果をもたらしてくれると信じています。」(以上、キャス氏)

 

オールブラックス・フィフティーン初戦の詳細は、本日午後に北米で開催されるイベントでLFLから発表される予定です。  2020年中に行われるオールブラックス・フィフティーンの他2試合については、近日中に発表されます。