オールブラックス、2019年開幕スコッド発表

First All Blacks Squad

選手は以下の39名、氏名(太字は初のオールブラックス入り)、年令、インベステックスーパーラグビー所属クラブ、プロヴィンシャル所属、テストマッチのキャップ数の順で記載します。

フォワード:

フッカー
アサフォ・アウムア (22, ハリケーンズ / ウエリントン, キャップなし)
デイン・コールズ (32, ハリケーンズ / ウエリントン, 60)
リアム・コルトマン (29, ハイランダーズ / オタゴ, 4)
コーディ・テイラー (28, クルセイダーズ / カンタベリー, 41)

プロップ
オウエン・フランクス (31, クルセイダーズ / カンタベリー, 106)
ネポ・ラウララ (27, チーフス / カウンティーズ・マヌカウ, 17)
ジョー・ムーディ (30, クルセイダーズ / カンタベリー, 37)
アトゥ・モリ (24, チーフス / タスマン, キャップなし)
アンガス・タアヴァオ (29, チーフス / タラナキ, 3)
カール・トゥイヌクアフェ (26, ブルーズ / ノースハーバー, 13)
オファ・トゥウンガファシ (27, ブルーズ / オークランド, 26)

ロック
ブローディ・レタリック (28, チーフス / ホークスベイ, 75)
パトリック・トゥイプロトゥ (26, ブルーズ / オークランド, 21)
サミュエル・ホワイトロック (30, クルセイダーズ / カンタベリー, 108)

ユーティリティフォワード
ジャクソン・ヘモポ (25, ハイランダーズ / マナワツ,3)

ルースフォワード(フランカーNo.8
サム・ケイン (27, チーフス / ベイ・オブ・プレンティ, 60)
ヴァエア・フィフィタ (27, ハリケーンズ / ウエリントン, 9)
シャノン・フリゼル (25, ハイランダーズ / タスマン, 4)
ルーク・ジェイコブソン (22, チーフス / ワイカト, 初キャップ)
ダルトン・パパリイ (21, ブルーズ / オークランド, 2)
キーラン・リード (33, クルセイダーズ / カウンティーズ・マヌカウ, 118) — 主将
アーディ・サヴェア (25, ハリケーンズ / ウエリントン, 35)
マット・トッド (31, クルセイダーズ / カンタベリー, 17)

バックス:

スクラムハーフ
TJ・ペレナラ (27, ハリケーンズ / ウエリントン, 55)
アーロン・スミス (30, ハイランダーズ / マナワツ, 82)
ブラッド・ウェバー (28, チーフス / ホークスベイ, 1)

スタンドオフ
ボウデン・バレット (28, ハリケーンズ / タラナキ, 73)
ジョシュ・イオアネ (23, ハイランダーズ / オタゴ, 初キャップ)
リッチー・モウンガ (25, クルセイダーズ / カンタベリー, 9)

センター
ジャック・グッドヒュー (24, クルセイダーズ / ノースランド, 7)
ナニ・ラウマペ (26, ハリケーンズ / マナワツ, 10)
アントン・リナート-ブラウン (24, チーフス / ワイカト, 33)
サニー・ビル・ウィリアムズ (33, ブルーズ / カウンティーズ・マヌカウ, 51)

ユーティリティバック
ブレイドン・エノー (21, クルセイダーズ / カンタベリー, 初キャップ)
ジョーディ・バレット (22, ハリケーンズ / タラナキ, 9)

アウトサイドバック(ウイング/フルバック)
ジョージ・ブリッジ (24, クルセイダーズ / カンタベリー, 1)
リコ・イオアネ (22, ブルーズ / オークランド, 24)
セヴ・リース (22, クルセイダーズ / ワイカト, 初キャップ)
ベン・スミス (33, ハイランダーズ / オタゴ, 76)

今回新たにオールブラックス入りしたのは、チーフスおよびワイカトのルースフォワード、ルーク・ジェイコブソン、ハイランダーズおよびオタゴのスタンドオフ、ジョシュ・イオアネ、クルセイダーズおよびカンタベリーのバックス、ブレイドン・エノー、クルセイダーズおよびワイカトのアウトサイドバック、セヴ・リースの計4名。

オールブラックスのスティーブ・ハンセン監督は次のように述べています。「選抜委員を代表して、オールブラックスに新たに名を連ねたルーク、ジョシュ、ブレイドン、セヴの4名に祝辞を贈ります。各選手とも、今年のパフォーマンスは非常にレベルが高く、素晴らしいプレーを見せてくれました。今このタイミングでオールブラックス入りを果たしたことには特別な意味があります。選手本人にもご家族にも、誇らしく受け止めてもらえればと思います。オールブラックスに復帰した選手にも、祝意を表します。今回残念ながらスコッドに入らなかった選手には、いつも言っていることですが、これまでの事実が示すように、チャンスはまだある、と伝えたいです」

「これからチームをまとめ、今年の目標に取り組んでいくことを心から楽しみにしています。私たちはかつて誰も成し得なかったことをやろうとしています。それは、ラグビーワールドカップの連続3冠です。しかしながら、達成できる保証はありません。成功には貪欲なまでの意志を持ち続け、賢明なアプローチで多大な努力を積み重ねていかなければなりません」

 

「今年の最終的な目標はラグビーワールドカップとブレディスローカップを再び手にすることですが、直近の課題は今目の前に迫っています。アルゼンチンも南アフリカも優れたチームですから、相応の準備をして立ち向かわなければなりません」

 

ハンセン監督は、インベステックラグビーチャンピオンシップの開幕から2試合に向けて選手を多めに集めたことについて、たくさんのメリットがあるとしています。

「何よりもまず、ブエノスアイレスでアルゼンチンと対戦する最初のテストマッチに非常に強力なスコッドで挑めることです。同時に、クルセイダーズでプレーしてきたオールブラックス選手は多くが過酷なインベステックスーパーラグビー決勝を終えたばかりで、休養を入れる必要もあります」

「初対面となる新人の選手たちには、環境に馴染めるようこれから一通りの導入をします。そして、各自のラグビーと、世界レベルのチームのラグビーについて、理解を深めていってもらいます」

「開幕から2試合の課題と目標は、勝てるラグビーをすることだけでなく、魅力あるエキサイティングなラグビーのプレーをすることです。そのためにはチームの再結成を急速に進めなければなりません。スーパーラグビーで別々のクラブにいた選手たちにオールブラックス流の文化を取り戻し、遂行力を向上させることによって、ゲームを極める必要があります。よって、チームとしての知識と技能、意思決定に注力することになるでしょう」

ハンセン監督によると、選抜委員は、インベステックラグビーチャンピオンシップの2試合とマオリ・オールブラックス対フィジーの2試合を通じて、ハイレベルな実戦における選手多数のパフォーマンスを見極めた上で、ブレディスローカップのスコッドを計34名に絞り込むということです。

「ラグビーワールドカップの開催年ということもあって、ニュージーランド国内はもとより、世界各地のファンが私たちに大いに期待を寄せ、活躍を楽しみにしてくださっています。スコッド一同、ファンの皆様には今年のすべてのテストマッチでサポートしていただければ、と願っています。」(以上、ハンセン監督談)

負傷により外れた選手は、ライアン・クロッティ、スコット・バレット、ティム・ペリー、デミアン・マッケンジー。

一方、リアム・スクワイアはまだ国際試合で戦力になる状態ではないと申し出たため除外となっています。

スコッド編成

オールブラックスのスコッドは、フォワード23名(フッカー4、プロップ7、ロック3、ユーティリティフォワード1、ルースフォワード8)とバックス16名(スクラムハーフ3、スタンドオフ3、センター4、ユーティリティバック2、アウトサイドバック4)で編成されています。

所属クラブ別では、ブルーズ6名、チーフス8名、ハリケーンズ8名、クルセイダーズ11名、ハイランダーズ6名。マイター10カップのプロヴィンシャルでは、カンタベリー8名、ウエリントン5名、オークランド4名、カウンティーズ・マヌカウ、ワイカト、タラナキ、マナワツ、オタゴ各3名、ホークスベイ、タスマン各2名、ノースランド、ノースハーバー、ベイ・オブ・プレンティ各1名と計13チームから集まることになります。

オールブラックスのスコッド(クルセイダーの選手以外)はシーズン前キャンプのため明日オークランド入りし、来週4日間の日程をこなした後、7月12日金曜日にアルゼンチンへ渡航、7月20日土曜日の対ロス・プーマス戦に向けて調整を行います。

 

オールブラックス 新メンバー概要

ブレイドン・エノー 
ブレイドン・エノーは、ニュージーランドのラグビー界でも才能の光る若手として注目されている選手の一人です。ウイング、センター、フルバックのどのポジションでもプレーできます。現在21才、プロヴィンシャルでは2017年からプレーしており、勝者カンタベリーの一員として充実したシーズンを経験しました。それ以前では、ニュージーランドU20が優勝したワールドラグビーU20チャンピオンシップのジョージア大会において、決勝を含む計4試合に出場しています。2018-2019年シーズンにクルセイダーズと契約してスーパーラグビーにデビュー。15試合をこなし、翌2019年には一躍脚光を浴びる存在となりました。その活躍ぶりに応じて、契約はすでに2021年まで延長されています。 

ジョシュ・イオアネ 
オークランド出身の23才、ジョシュ・イオアネは2014年に進学のため南島ダニーデンに拠点を移しました。以来、オタゴの年齢別チームでプレーしてきた期待の選手です。冷静沈着でスキルの高い走りがハイランダーズのコーチの目に留まり、2016年12月、シーズン前のトレーニングに参加することになりました。2017年は正規出場はなかったものの強化を続け、ハイレベルなラグビーに順応していきました。そして、同年中にプロヴィンシャルに、2018年にはスーパーラグビーにデビューしました。能力にさらに磨きがかかった彼は、2019年ハイランダーズの10番第一候補となっています。

ルーク・ジェイコブソン 
22才のルースフォワード、ルーク・ジェイコブソンは、ラグビー界で名の知れたルースフォワード三兄弟の一人で、選抜委員会では数年前から注視されていました。積極的で努力家、リーダーの資質のある彼は、2014年のニュージーランド高校代表と、2016年のニュージーランドU20に選ばれています。続く2017年、U20ジョージア大会で主将としてチームを優勝に導き、ワイカトでプロヴィンシャルにデビューしました。インベステックスーパーラグビーへのデビューは2018年。昨年のマイター10カップではワイカトの主将を務めました。2019年もボール回しで優れたスキルを発揮し、強固なディフェンダーとして活躍しています。

セヴ・リース 
今年クルセイダーズでウイングとして活躍した22才のセヴ・リースは、高校時代までは故郷のフィジーでラグビーと陸上のスター選手として知られていました。2014年にニュージーランドに転居して以来、ラグビーで頭角を現し、2016年マイター10カップでワイカトに起用されました。さらに、2019年にはクルセイダーズが負傷者を補うため彼を抜擢。スピードと得点スキルは驚異的で、トライ13、ボールキャリー109、ラインブレイク34と、シーズン統計でトップクラスに食い込んでいます。その実績が評価され、クルセイダーズの今年のルーキーに選ばれました。

インベステック ラグビーチャンピオンシップ

南半球の国際シリーズ戦として拡大されてから今年で8回目を迎え、2019年インベステックラグビーチャンピオンシップが程なく開催されます。同シリーズでオールブラックスは2012年〜2014年と2016年〜2018年に優勝しています。オールブラックスはまた、2003年よりブレディスローカップでオーストラリアと、2010年以降はフリーダムカップで南アフリカと、恒例の対抗戦に臨んでいます。

オールブラックスのホーム戦となるインベステックラグビーチャンピオンシップのチケットは www.allblacks.com/tickets にて販売中。観戦チケットはオールブラックス公式販売ページでお買い求めください。ニュージーランドラグビー協会では他サイトやリンクからの購入はおすすめしておりません。

 

インベステック ラグビー チャンピオンシップ - オールブラックス 出場試合

1. 対 アルゼンチン戦7月20日 土曜日 3.05PM (NZ時間 7月21日 日曜日 6.05AM), エスタディオ ホセ アマルフィターニ (ベレス サルスフィエルド スタジアム), ブエノスアイレス
2. 対 南アフリカ戦7月27日 土曜日 7.35PM, ウエストパック スタジアム, ウエリントン
3. 対 オーストラリア戦8月10日 土曜日 6.00PM (NZ時間11.00PM), オプタス スタジアム, パース

ブレディスローカップ 第2戦

4. 対 オーストラリア戦8月17日 土曜日 7.35PM, イーデン パーク, オークランド