黒一色に染まった HSBCシドニー・セブンズ

Sydney Sevens

男女両チームがともに優勝を祝うのは今シーズンに入ってから2度目。12月のドバイ・セブンズに続く快挙です。

 

最終日の初戦はブラックファーンズ・セブンズが29-5、オールブラックス・セブンズが28-5とともに快勝しました。

副主将のタイラ・ネイサン-ウォングが負傷のため外れたブラックファーンズ・セブンズでしたが、準決勝の対アメリカ戦で見事に実力を発揮し、前半、後半それぞれ3トライずつを決めて次戦へ進出しました。

決勝の対戦相手はオーストラリア。前年のシドニー決勝と同じ組み合わせです。その一戦で敗北を喫して以来、ブラックファーンズ・セブンズは連勝中です。

開戦後しばらくは5-5でしたが、ブラックファーンズ・セブンズが順調に得点を重ね、34-10で勝利を手にしました。ミカエラ・ブライドは3トライ、ステイシー・ワーカのアシストも光りました。

ワーカには決勝戦の最優秀選手賞、ブライドには決勝のハットトリックでULマーク・オブ・エクセレンスが授与されました。

コーチのアラン・バンティングは、ワールドシリーズにおいてオーストラリアの地で初のタイトルを獲得できたことを大いに喜んでいます。

オーストラリアで同国代表を倒すほど困難な試合はありません。それをついにシドニーで達成した瞬間を振り返って、コーチは次のように語っています。

 

「この週末は間違いなく、チームにどれほどの深みがあるかが試されました。誰もが持てる力を存分に発揮し、胸を張れるパフォーマンスができたことは本当に素晴らしいと思います。」

 

準々決勝でフランスを下したオールブラックス・セブンズの次なる対戦相手は、シリーズ首位のフィジーでした。脳震とうの検査の結果欠場が決まった共同主将、ティム・ミケルソン不在の状態で、スリリングな展開が予想されていました。

 

ここ2週間、破竹の勢いであったフィジーを抑えるには、強固なディフェンスを構築する必要がありました。それを努力で成し遂げたのです。

 

フィジーのレッドカードもあって、オールブラックス・セブンズは計6トライを獲得しました。ヴィリモニ・コロイとカート・ベイカーは各々2トライをスコア、最終的には36-14で決勝進出を勝ち取りました。

 

オールブラックス・セブンズは決勝の対戦相手、アメリカに、わずか1週間前のハミルトン大会で敗れています。

 

控えを含めわずか10人となったオールブラックス・セブンズでしたが、断固たるディフェンスを基盤に奮戦し、21-5で優勝を決めました。決勝の最優秀選手賞はサム・ディクソンに贈られました。

 

コーチのクラーク・レイドローは、落ち着いた試合運びと弾力性をもってチームはやるべきことを成し遂げた、と受け止めています。

 

「昨日の朝のスタートは遅めでしたが、それを除いてはこの2日間、非常によいプレーができたと思います。最後2試合は本当にうまくいって良かったです。チームに確かな信念があることがよく伝わってきました。」

 

トーナメントのドリームチームには、サラ・ヒリニ、ゲイル・ブロートン、カート・ベイカー、サム・ディクソンの名前が挙がりました。


金に輝いた両チームはシリーズ統計に満点を加算し、ブラックファーンズ・セブンズは女子首位、オールブラックス・セブンズは男子でアメリカと同点首位に並びました。

 

3日目の結果

 

準々決勝

 

オールブラックス・セブンズ 28 (トライ - ジョナ・ナレキ, リーガン・ウェアー, サム・ディクソン, トネ・ン・シウ, コンバージョン - アンドリュー・ニュースタッブ 2, ヴィリモニ・コロイ 2)

フランス 5

 

準決勝

 

ブラックファーンズ・セブンズ 29 (トライ - ミカエラ・ブライド, ルビー・トゥイ, ゲイル・ブロートン, シャキーラ・ベイカー, カット・ファタ-シンプキンス, コンバージョン - カット・ファタ-シンプキンス 2)

アメリカ 5

 

オールブラックス・セブンズ 36 (トライ - カート・ベイカー 2, ヴィリモニ・コロイ 2, トネ・ン・シウ, スコット・グレゴリー, コンバージョン - ヴィリモニ・コロイ 2, カート・ベイカー)

フィジー 14

 

決勝

 

ブラックファーンズ・セブンズ 34 (トライ - ミカエラ・ブライド 3, ステイシー・ワーカ 2, シャキーラ・ベイカー, コンバージョン - カット・ファタ-シンプキンス 2)

オーストラリア 10

 

オールブラックス・セブンズ 21 (トライ - リーガン・ウェアー, サム・ディクソン, トネ・ン・シウ, コンバージョン - ヴィリモニ・コロイ 3)

アメリカ 5