オールブラックス・セブンズ、圧倒的な強さで南アフリカ大会優勝

ALL BLACKS SEVENS REIGN SUPREME IN CAPE TOWN

第11回南アフリカ大会決勝でオールブラックス・セブンズは7-5で辛勝しました。これによりワールドラグビーセブンズシリーズ 2019-2020の2大会が終わり、南アフリカに並びトップにつけました。

 

同シリーズ最初のドバイ大会で南アフリカがオールブラックス・セブンズを15-0で敗ってからほんの1週間しか経っていません。両チームが決勝で顔を合わすのはこれが25回目でした。南ア代表、ブリッツボックスは 2008-09シリーズ最初の2大会(ドバイとジョージで開催)で優勝したことがあり、今回も2大会連続優勝を狙っていました。

 

決勝では、地元ケープタウン・スタジアムの声援を受け、南アフリカは好スタートを切りました。シアベロ・セナトラが力強い走りを見せましたが、リーガン・ウェアーが唯一仕掛けた素晴らしいタックルが彼の走りを止め、ボールを払い落としました。続いてカート・ベイカーが走り、ニュージーランドが相手の22mライン内まで迫りました。

 

オールブラックス・セブンズは相手の陣地にプレッシャーを掛け続けましたが、突破することができず、決勝前半は両チームとも得点できずに終了しました。しかし、後半は得点のチャンスが巡ってきます。ニュージーランドのアンドリュー・ニュースタッブがキックオフでボールを落とし、後半開始からほんの1分も経過しないうちにセナトラがボールをジャスティン・ゲダルドへパスし、南アの得点につなげました。

 

ニュージーランドがボールを落とし、再スタートとなりましたが、ベーカーがルーズボールで密集から、南アフリカの2つ目のトライを見事に阻みます。ブリッツボックスのディフェンスが崩れ、ベーカーはタックルから抜け、走り出しました。

 

3分後にはナロヒ・ミックガーヴェイ-ブラックがトライを挙げ、南アを応援するスタジアムは静まりかえりました。続いてベーカーがコンバージョンを決め、ニュージーランドがリードします。ミックガーヴェイ-ブラックは終了後、決勝戦の最優秀選手に選ばれました。 残り1分、正念場となったラインアウトで陣地深くにボールを送り、オールブラックス・セブンズが逃げ切りました。こうして2018年ケープタウン以来の最初のタイトルを獲得しました。

ニュージーランドの副キャプテン、スコット・カリーはこう語っています。「苦しい戦いになるとわかっていました。ハーフタイムまで両チーム無得点というのは地元の観客にとっては悪くない結果だったのだと思います。ケープタウンはいいところだし、ここでのサポートは素晴らしいし、私たちは本当に感謝しています。自国ニュージーランドからのサポートもたくさん受けました」

 

「そのようなサポートは何ものにも代え難いものです。南アフリカの地元で5万人を超えるファンが国歌を大声で歌う、その目の前で対戦するのですから。キーウィにも関わらず、それに影響されないようにするのは大変でした」

 

フランスはタヴィテ・ヴァルダムが延長戦でトライを挙げ、29-24でフィジーに勝ち、3位となりました。シリーズで最初に勝利を収めたのは2015年ケープタウン開催の準々決勝まで遡ります。

 

ブラックファーンズ・セブンズはオーストラリアに17-7 で快勝、ニュージーランドは女性代表も同時に優勝を果たしています。