オールブラックス・セブンズ、バンクーバーを制す

ALL BLACKS SEVENS CLAIM VANCOUVER TITLE

現時点の集計はニュージーランドが115ポイント、南アフリカを11ポイント上回っています。フィジーは83ポイントで再浮上、オーストラリアは81ポイントとなっています。

 

3位と4位のプレーオフでは、26-19でカナダが南アフリカを覆し、対南ア戦で7年ぶりの勝利を手にしました。

 

決勝は前半オーストラリア優勢でニュージーランドにほとんどボールを渡さないエキサイティングな展開になりました。オールブラックス・セブンズがボールを手にするまでに、オーストラリアは計35本ものパスをつないだのです。

 

ラッチー・アンダーソンがオーストラリア1本目のトライを獲得するとすぐ、ジョー・ラヴォウヴォウがトライで応酬。彼はラインアウトからセットアップへ展開が始まった時点ではラインの端にいましたが、ボールがフィールドの反対側から戻ってきたところを捕えました。

 

リスタートではニュージーランドにペナルティが発生。それがモーリス・ロングボトムのスコアにつながり、オーストラリアが14-5とリードを広げてハーフタイムに入りました。

 

ところが、2002年以来、決勝でニュージーランドを突破できず、直近10試合でも勝てずにきたというプレッシャーがオーストラリアにのしかかり、後半再開から圧倒されることになりました。ロングボトムによるハイタックル、さらにラッチ―・ミラーによるラック反則と続いたことで、オーストラリアは一時的に5人での苦戦を強いられました。

 

オールブラックス・セブンズはハイタックルを受けたアンドリュー・ニュースタッブがトライを獲得。リスタートからほどなく、ラヴォウヴォウが試合の行方を決めるトライを入れました。

 

オーストラリアが攻勢を取り戻したタイミングで、サム・ディクソンがゴールラインのブレイクダウンで反則、シンビンに。ところが、その後オーストラリアがフォワードパス、ペナルティとミスを連続したことで、ニュージーランドの勝利に終わりました。

 

オールブラックス・セブンズは同日、フィジーと南アフリカを乗り越えて決勝に進出しました。

 

準決勝では、ニュージーランドは最初からプレッシャーをかけ続け、27-15で南アフリカを下しました。

 

ブリッツボックスはライアン・ウーストハウゼンの得点で先制したものの、ゲーム終了まで凡庸なエラーを繰り返すことになりました。

 

リスタートからのボール確保が特に不安定で、重要な場面でマイボールラインアウトが獲得できませんでした。

 

ハーフタイムの前にムラー・ドゥ・プレシーが反則によりシンビンとなり、その間にケイレブ・クラークが俊足を生かして左サイドから2つのトライを挙げました。こうしてオールブラックス・セブンズが彼の退場を最大限に利用した形になりました。

 

ハームタイム直前にティム・ミケルソンがトライを挙げ、さらに後半に何度かペナルティを取られたことで、明らかに南アにはボールを取れないフラストレーションが溜まっていました。滅多にないことですがニュージーランドが与えたペナルティは、結局エテネ・ナナイ-セツロに有利に働きました。

 

南アがラインアウトで暴投したボールをミケルソンが取り、バックラインに回し攻撃を仕掛けました。

 

南アはポイントを得るべく激しく戦いましたが、うまくパス回しができず、サム・ディクソンがロングパスをインターセプトし、勝利を決定的にしました。

 

素晴らしいディフェンスを見せたオールブラックス・セブンズはフィジーに17-5で勝ちました。

 

ニュージーランドが効果的なタックルをしかけたので、フィジーはゲームの流れをうまく掴めず、トライ目掛けて走るチャンスを得られませんでしたが、試合開始後14分にジョシュア・ヴァクルナビリがポイントを挙げました。

 

オールブラックス・セブンズは、ティム・ミケルソンが最初の1分で、シオネ・モリアが4分でトライを成功させ、ハーフタイムは12-0で折り返しました。

 

最後の40秒、サム・ディクソンがシンビンの間、6人でプレーせざるを得ず、フィジーがトライを決めましたが、リスタートでボールを取ってからは、ボールを最後まで持ち続けました。ジョー・ラヴォウヴォウがギャップに向かって走り、ボールを前方にキック、再度ボールを掴んで最後のトライに持ち込みました。