2019年 注目の19選手

19 players

マア・ノヌー
名選手だったマア・ノヌーがオールブラックスに戻ってきます!2019年スーパーラグビーでは縁のなかった優勝を目指し、オークランドのブルーズでプレーすることが決まりました。2018年の契約中は所属している仏トゥーロンのトップチームに留まります。今年37歳になりますが、体調も最高の状態で戻ってきます。ノヌーは世界トップクラスの選手であり、ラグビーワールドカップで二度の優勝を経験しています。今年はブルースの一員として、試合や試合外で何度もその姿を目にすることでしょう。

ケンドラ・コクセッジ
2019年は才能あるハーフバック、ケンドラ・コクセッジから目を離せません。12月のASBラグビーアワードで女性としては初となるケル・トレメイン最優秀選手賞を受賞しました。コクセッジは地区代表戦ファラパーマーカップでカンタベリーを2度目の優勝に導き、国代表ブラックファーンズとしてはオーストラリアに勝利する活躍を見せました。同カップでは今年3度目の優勝を目標にしていますが、2年後の2021年、ニュージーランドで開催される女子ラグビーワールドカップに向けて世界レベルの試合を目指します。 

サレシ・ラヤシ
サレシ・ラヤシはセブンズワールドシリーズではオールブラックス・セブンズとして、マイター10カップではオークランドとして傑出したパフォーマンスを見せました。この22歳の俊足にとって、2018年は実力を示した特別な年となりました。体重105kg、アウトサイドバックがポジションの彼は今年初めてスーパーラグビーでハリケーンズと契約を交わしました。トライに繋げる可能性を引き出し、逆襲を得意とする危険なプレーヤーとして、ラヤシのプレースタイルは、広く速く攻めるハリケーンズのゲームプランにパーフェクトにマッチします。ハリケーンズにはウイングのポジションに多くの選手がいるので、スーパーラグビーのレベルでは出番が少ないかもしれませんが、マイター10カップではトライゲッターとしてのプレーが見られるでしょう。 

ブローディ・レタリック
どんなスポーツでも、偉大な選手はベストな状態を大事な試合にとっておくものです。ラグビーで大事な試合とはラグビーワールドカップに他なりません。オールブラックスが前人未踏のラグビーワールドカップ3連覇を成し遂げるには、ブローディ・レタリックは欠かせない主要選手の一人です。セットプレーや守備が得意の巨漢なので、彼がいるだけでラグビーワールドカップの対戦相手に対して心理的にジリジリとプレッシャーをかけることができます。 

リコ・イオアネ
2016年のデビュー以来、素早い動きで知られるリコ・イオアネはテストマッチで22ものトライを挙げ、瞬く間に世界で最も危険なアウトサイドバックの一人として知られるようになりました。21歳のイオアネは、大試合でプレーするのが好きだと言っています。まさに彼にとってラグビーワールドカップは願ってもいない機会となります。オールブラックスが3連覇を果たすためには、イオアネが重要な役割を果たす、つまり得点王を目指すべく多くのトライを挙げることが期待されています。 

ディース・ファレアファンガ
2018年にセント・メアリーズ・スクールを卒業したディース・ファレアファンガは、今年からブラックファーンズ・セブンズのディベロップメント・トライアル(選抜)とブラックファーンズの新人選手キャンプに参加します。7人制でも15人制でも有望な新人とうたわれているファレアファンガは今後ラグビーの世界で成功を収めるに違いありません。ファラパーマーカップではウエリントン・プライドの主力選手としてプレーすることが期待されています。さらに今年のうちには国代表としてプレーする姿が見られるかもしれません。

ニコ・ジョーンズ
2018年に際立ったプレーを見せたニコ・ジョーンズは今年、7人制でも15人制でも頭角を現すに違いありません。才能あるルースフォワードのジョーンズは、昨年、セント・ピーターズ・カレッジの高校代表優勝に貢献しました。彼はセブンズを選び、オークランドと2年の契約を結びました。父である名選手マイケル・ジョーンズ卿と同じく勝利に導く実績を重ねており、7人制では率先してオープンスペースを走り、15人制ではもっと身体を使って前進していくでしょう。 

ブリン・ガットランド
リマ・ソポアガがハイランダーズを離れてから、 有能なブリン・ガットランドに10番のラグビージャージを着るチャンスが巡ってきました。司令塔の役割を務めるガットランドは最高峰のスーパーラグビーレベルではブルーズで、マイター10カップではノースハーバーで才気あふれるところを見せつけました。もう少し長く彼がハイランダーズでファーストファイブエイスのポジションにいるのであれば、チームがもっと高いレベルを目指す、つまりプレーオフに出場する可能性も出てくるでしょう。 

アーディ・サヴィア
年ごとに力をつけているアーディ・サヴィアは、2019年ラグビーワールドカップに向けてオールブラックスで主要な役割を果たす態勢を整えています。ラグビー・チャンピオンシップでは、首を負傷したサム・ケインから7番ジャージを引き継いですぐ、控え選手ではなく試合にインパクトを与える選手であることを自ら実戦で証明して見せました。彼にとってこれまでで最大のシーズンが始まります。今まで通り、パワー全開のプレースタイルが期待されています。 

スコット・グレゴリー 
ノースランド出身、ブロンドの巻き毛が特徴のスコット・グレゴリーはセブンズワールドシリーズでもレギュラーとして出場する予定です。12月にオールブラックス・セブンズとしてデビューを果たした彼はすぐに、ラインを突破し、試合の流れを読み、そして守備で勇気ある決断ができる、高い能力を印象付けました。ニュージーランドU20にもまだ出場資格があるので再度選抜されるでしょう。マイター10カップでもノースランドのバックスを担うスター選手となることは間違いありません。

クリステン・コットレル
ダイナミックなプレー、正確なゴールキックで知られるファーストファイブエイスのクリステン・コットレルは、2019年も引き続きそのままのスタイルでプレーすることでしょう。ファラパーマーカップフではホークスベイ・トゥイスのチームとして最高の記録となる5試合で52特点を挙げました。コットレルはブラックファーンズとしても5試合に出場しました。2019年はブラックファーンズ10番のポジションをヴィクトリア・サブリツキー-ナファタリと争うことになります。

シオネ・モリア
オールブラックス・セブンズで25試合に出場のベテラン選手、シオネ・モリアは2017/18年のシーズンに本領を発揮し、主力としてチームに大成功をもたらしました。フィールドでは華麗なフットワークにより彼自身や周囲の選手のためにチャンスを作り出しました。彼は守備においても正確でパワフルです。現ワールドシリーズで最初の2ラウンド終了後、モリアはDHLパーフォーマンストラッカーで1位につけています。 

リサレアーナ・ポウリ-レーン
モトゥエカ出身、若干18歳のリサレアーナ・ポウリ-レーンは既に多くの実績を挙げています。ユースオリンピックでは国代表セブンズチームを金メダルに導き、2018年にはブラックファーンズ・セブンズで鮮烈なデビューを飾りました。彼女にとって2019年は大事な年になります。引き続き技術を磨きながら、ブラックファーンズ・セブンズ遠征チームでレギュラーのポジションを他選手と争うことになるでしょう。

ソロモン・アライマロ
逆襲を得意とし、トライに繋げる機転が利くソロモン・アライマロは 2019年チーフスのバックスで輝かしい活躍が期待されています。アライマロは昨年、チーフスの攻撃データでトップにランクしており、ラグビーワールドカップ開催の今年はオールブラックス選考でも彼はその実力を示したいところです。ファーストファイブエイスのデミアン・マッケンジーとその後ろに構えるアライマロのコンビは、2019年もチーフスの試合で素晴らしい攻撃をいくつも見せてくれるでしょう。 

ステイシー・ワーカ
2018年、多忙を極めたステイシー・ワーカはブラックファーンズのテストマッチ全5試合、セブンズワールドシリーズ全5試合に出場し、コモンウェルスゲームズとワールドカップ・セブンズでは優勝を果たしました。若干23歳ですが、ワーカは間違いなく15人制では世界最高のセンタープレーヤーの一人に成長しました。今度はセブンズで、負傷したポーシア・ウッドマンの代わりを務める有力候補として、そのスピードとパワーを発揮してくれるでしょう。 

オテレ・ブラック
2003年、カルロス・スペンサーのおかげでブルーズがスーパーラグビー優勝を成し遂げて以来、同チームは優れたファーストファイブエイスをずっと探していたようです。ブルーズ期待の23歳オテレ・ブラックは膝を故障していたためスーパーラグビー2018年シーズンでは活躍の場がありませんでしたが、マナワツチームとマオリ・オールブラックスに復帰を果たしました。優れた戦術家でパスワークの名手である彼は、引き続きブルーズでバックスのやる気を刺激し、再び優勝争いに加わるよう後押しするはずです。 

ジョージ・ブリッジ
スーパーラグビーによく登場する俊足のアウトサイドバック、ジョージ・ブリッジは、昨年は日本戦で見事2トライを挙げ、国際試合にも活躍の場を広げました。高い持久力、ギャップを見つける鋭い目と空中戦に長けたブリッジは、ウイングでもフルバックでも同等にこなすことができます。ラグビーワールドカップが迫る今年、オールブラックス選考でもブリッジは注目されるに違いありません。  

エテネ・ナナイ-セツロ
2019年最も衝撃的なデビューを飾った新人の一人、力強い19歳のエテネ・ナナイ-セツロは、チーフスのファンを興奮の渦に巻き込み、相手の守備コーチをやきもきさせました。彼はオールブラックス・セブンズの国際試合ですでにその実力を示していました。2019年シーズン中はチーフスのユニフォームを着て、従兄弟ティム・ナナイ-ウイリアスと同じように、試合の流れを逆転させる手腕を見せてくれることでしょう。

アレックス・フィドウ
アレックス・フィドウは年齢別レベルやマイター10カップ レベルでも、ボールを持って激しく走り、パワフルなスクラムを組む様子が相手チームを怖がらせていました。2019年は彼にとってスーパーラグビーで活躍する特別な年になるかもしれません。ハリケーンズには優れたフッカーが数人いますが、プロップには空きがあるので、130kgのフィドウなら今年フロントローでポジションを得る可能性があります。